踊る大捜査線 THE MOVIE2

見ました。といっても、1時間遅れで10時からですけどw。
いやいや、すんげー面白かった。
やたらカタイ女本部長(名前失念)のせいでフラストレーションのたまる展開でしたけど、最後はガツンと爽快な展開。ワイワイと知っていることを言う所轄の皆さんを見て、いいよなぁ、これって、と本気で思いましたわ。室井さんカッコイイなぁ・・

それと、女本部長に詰め寄るチョーさんもかなりかっこよかった。見せ方がうまいなぁ、この映画。
音楽もいいですよね。

こういう劇場版がいいと思うのは、一つの話の中で起承転結がすべてしっかりしているってことがあるんですよね。
普通のドラマなりなんなりって、「続く」っていって一週間またされますよね。この間に、もやもやーとしたものがたまるのが自分は苦手なんですよ。
だからといいますか、自分は一話完結形式の話のほうが好きですし、劇場版もたいがいは面白く見れると。

もちろん、長いスパンでやるからこそ面白い話ってのは確実に存在するとは思いますが、そういう話は、最後までその「一週間待たせる」ことによって生じる飽きみたいなものを打ち消すほどの魅力を持っていないとダメだと思います。それは、例えば時折視聴者をひきつける強力な話を作ることであったり、根底に流れるものをしっかりとしめしてスケールの大きさを確実に伝えていくことだと思うんですよ。
引きに次ぐ引き、次週待て!っていう展開をつなげ続けるのは、見てて苦しいものがあるなぁ・・と。地に足がつかないような感覚に陥ってしまうので。そういう意味ではアクセント的に一話完結の話が入るだけでも、作品に対する印象が変わるんですけどねぇ。