N◎VA 旅立ちの序曲

結構更新の間隔が適当だな・・連日だと思ったら急に空いたり。まぁいつもこんなもんだけど。一週間あかないだけマシだろう、うん。

さて、二日ほど前にトーキョーN◎VAのシナリオ、「旅立ちの序曲」でルーラーをやらせていただきました。

これでN◎VAのルーラーをやるのは4回目。
1回目はPC2クグツの社からの裏切りを描こうとしてうまく回らず、
2回目は超人バトルで敵・味方双方のNPCの描き方を失敗し、
3回目はシナリオ全体に粗が目立ってしまってボロボロだったのです。

ですが、今回はそれぞれの反省点を活かし・・・それなりにうまく回っていたと自分では思います。各プレイヤーさんの間でそれぞれの感想はあるでしょうが、私的には面白かったと。

まぁ、旅立ちのPC1カブキとそれを見送る母親PC2ミストレスというシナリオ企画段階でのエンディンク予測が、実際のエンディングではなぜか逆になっていたりといったハプニングは起きましたが(笑)、この程度のずれはTRPGでは平気でよくあることだし。

にしても、PC1の父、PC2の夫として、伝説のカブトというものを設定したのですが、エンディングで彼を《買収》されるとは思わなかったw。いやぁ、いい演出だったなぁ。あそこで《買収》を使うためにエグゼクをとっているとは思わなかった!

敵ゲスト(フェイトでクロマクで、笑顔を絶やさずにヘラヘラはなしかけてくるイヤなおっさん)も、演じてて非常に楽しかった。


ただ、PC3以降はちょっと見せ場が薄かったかな・・とは思う。特にPC4フェイトは、ちょっと《真実》の打たせ方を強要しすぎたかもしれない。前回何も考えていなくて失敗していた経緯もあって明確化したのですが、ちょっとやりすぎた感あり。おまけにそのあとそれを《電脳神》で再隠蔽してるしなぁ。シナリオ上必要だったのだが、ムダムダ感があって不満だったかも。

あと、ヒロイン役である少女の演出もちょっと薄かったという指摘も。まぁ、演出皆無だった超人シナリオのヒロインよりははるかにましだったとは思いますが、それでもまだまだ。まぁ今回のシナリオは、主人公はヒロインの救出よりも父の背中を追うということに強いベクトルが振られているので、両立させるのはどのみち難しかったのではないかとも思いますが。このあたりは反省点。

それと、イマイチ判然としなかった敵の目的かな。クライマックスでべらべらとはしゃべったが、情報項目で少しくらい振っておいたほうがよかったかもしれない。

あと、やっぱり、二人目以降の敵ゲストの演出をおざなりにすると役割が薄くなってしまうキャラもいるんだな、というのも今回の反省。いつもいつも、私の敵ゲストは2人目以降が頭悪すぎるw。

全PCを一様に満足させるのはやはり難しい。今後はがんばっていきたい。


全体としては、70点ってところでしょうか。前回までは40点もいかないできだったので、進歩したとはいえるかな。今回はわりと小さめな話だったので、今度は大きめな話でも書こうかなとは思う。


今回の反省点
・ヒロインNPCの演出をしっかりしよう
・2人目以降の敵ゲストを、もうちょっと頭良くしたほうがいいんじゃないだろうか
・敵ゲストの目的を、もうすこしPC視点から掴めるように情報を渡す
・《真実》は扱いが難しいなぁw