時をかける少女

ようやく見れたー。
なんか2時間前にいったのに満席で、立ち見するハメになったがw。やはり遅い公開、口コミで広がってる話題作だし、京都で見たいと思ってた人が集まってきたということか!劇場の小ささにも問題があるが。

内容は、最初から最後まで全力疾走の青春物語ってカンジかな?(なんか違う表現だな…)
よく動き、よくしゃべる。よく泣き、よく笑う。
感情を一体化させられるカンジかな。
演出と音楽もグー。
見ていて、引き込まれていって、あっという間に2時間終わっちゃった感じ。
最近、この引き込まれる感が大切なんだとようやく分かってきましたよ。

一時期何も楽しめなくなっていたのは、これを忘れていたからなのかなぁ、と。
何が面白いかを頭の中で考えながら見るよりも、体で、感覚で面白いと感じれることが大事なのだなぁ、と。
グィッと作品の中に引き込まれて、おもいきり笑って、一緒に落ち込んで、背筋が震えるような感動を感じて、エンディングと共に余韻を残して現実へと戻る。
こういったものが娯楽作品だなぁ、と。見終わってそんな当たり前のことを思い出せました。


どこまでも「普通の高校生」であるマコトと一緒に時をかけた2時間。
真に面白い作品である、といえるかと。