ウルトラマンティガ

ウルトラマンティガは、どうしてあれだけ一話一話の異様なクオリティ(物語性、視聴者に何か深いことを考えさせる展開、物語に引き込む演出力など・・誤解されていそうですが、大事なのは決して戦闘シーンだけではないのですよ。大事なのは、いかに話を面白くするか。戦闘なんて必要ない!と思うときだってありますしね。戦闘は所詮要素にすぎません。こういった番組では、まったくないのも間違ってますけど)を維持し続けられたのだろうか・・脚本家と演出家、そして俳優の演技力など、様々な要素が組み合わさった結果なのでしょうが・・
ティガは全話通しては見てないんですが、たまにみると、どれもいい話なんですよねー・・一度機会があったら全話鑑賞してみたい。あれは、大人が見たって絶対に楽しめるし、子供も楽しめる、という、現在のところ歴代最高の面白さを誇るウルトラマンなのではないかと個人的には思うのですが。
そして、一話一話のクオリティを維持しながらも、最終話はガッチリと熱い展開を組み込んで、最後をしっかりと盛り上げてくれる、という。このあたりは、私的に最高レベルのデカレンジャーにも通じるところがありますね。
このあたりの作品は、「子供が見て楽しむために作るけど、大人だって一緒に見たくなるクオリティで作ってやる!」っていう製作陣の気迫が伝わってくるんですよね。こういう見てて気持ちがいい作品に出会えると、「見ててよかった!」と思えます。


それは別に子供向けでなくとも、どんなものでも同じなんですがね。製作陣の気迫を視聴者に伝える。大事なことだと思います。