アルシャードff 初GM

つーわけで、以前書いてたシナリオをプレイ。
プレイヤーは3人でした。
始めてのアルシャードってことで、バランスが不安だったのですが…案の定、悲劇発生。

簡単に紹介すると…

PC1 アルバトロス  キャバルリィ1/ファイター1/ハンター1 14 ♂
ハンドアウト指定により、ヒロインと幼馴染の少年。ライフパス「シャード装備」により、レアミューがシャード持ち。
両親が殺されて、仇を討つため、ハンターに。クレアに対するロールプレイがグー。

PC2 セレス・バウアー ミッショナール2/ゾルダート 23 ♀
帝国の巡回伝道士。バウアー家の分家の出であるが、公式には秘密。
マクシミアン卿の命を受けて行動している。今回は、依頼引き受けポジション。
メンバーの中で最も大人なロールプレイでがんばってくれてました。

PC3 フィリッポス ブラックマジシャン1/ウィザード1/ヴァグランツ 31 ♂
奈落に対して、自分なりの学説を発表するも、異端として排斥され、それでも自分の論理が正しいと信じる学者。
彼に言わせれば、人間が自分で行動することがマナを流動化させ、それをしないと奈落が発生するのだそうな。
ある意味、PC内一番ネタな人w

まぁ、シナリオそのものは、フィリッポスの暴走が気になりはしたもののw、特に問題はなく進行したと思う。
んが。


まず、クライマックス前に1回ザコ戦を挟む。ここは弱めに、ドールスポーン一体。
1ラウンドとちょっとであっさり撃破。攻撃を命中させることもかなわず、クリティカルサンダーフィストであっさりと撃沈。
まぁこんなもんだろうと思っていたので、MPポーションで回復をしてからそのままクライマックスへ。
(どうも、展開上ポーション一個しか飲まないでといったにも関わらず2個くらい飲まれていたような気がしたが…ちょっと声と押しが小さかったか。まぁこの後に発生した大惨事に比べるとたいしたことがなかったため、とりあえず据え置く。今後は気をつけるけど)


クライマックス。
敵は、加護6個を持つボスモンスター1体と、オーク×2、ハイオーク(データはルルブどおり。ただし《猛攻》は使用しなかった)。
行動順は、フィリッポス→ボス→セレス→ハイオーク→アル→オーク。入り乱れまくりだな…

  • 第一ラウンド

ハイオークの《集団統率》によって、オークがエンゲージ。ボスモンスターの遠距離からの《フレイヤ》からの範囲攻撃、および通常の範囲攻撃と、後からエンゲージしたハイオークの範囲攻撃で、早くもPC全員がブレイク。敵のほうはというと、オークを片方しとめたものの、もう片方のオークが倒せず、ハイオークにはダメージなし。ボスモンスターには《トール》で一撃。この時点でボスの使用加護は《フレイヤ》のみで、残り5個。ヤバイかな、と思い始めるも、プレイヤーは加護を一個しか使っていなかったので、まだ大丈夫かな…と判断。

  • 第二ラウンド

ボスとハイオークの攻撃で、防御のために、PC、《イドゥン》・《イドゥン》・《ティール》・《バルドル》を次々と使用。PC、《フォルセティ》を使って反撃するも、ハイオークを倒せずに終わる。オークは撃破。ボスには攻撃できず。

  • 第三ラウンド

ボスの攻撃前に、ようやくフィリッポスが範囲攻撃を受けまくるエンゲージから離脱。ボスの攻撃によってさらに《ブラギ》による《ティール》が使用される。
ハイオークは攻撃する前にセレスによって撃破され、ようやくボスのみに。アルはボスとエンゲージして終了(少し移動距離が足りなかった)。
この時点でボスの持つ加護は《トール》《タケミカヅチ》《フレイ》《オーディン》《エーギル》。逆にPCの加護は《トール》《オーディン》のみ。
この時点で、《タケミカヅチ》と《オーディン》によって死亡者がでるのは確定だな…と確信できてしまいました。あぁ…

  • 第四ラウンド

この時点ですでにPCはエンゲージがバラバラ。
フィリッポスの攻撃を受けつつも、ボスはアルを攻撃。出目が走らず、アルはなんとか生き延びる。
セレスの攻撃。二度目の《トール》使用でボスは大ダメージを受けるも死亡には至らず、《タケミカヅチ》→PCが《オーディン》→ボスの《オーディン》でセレスが死亡。
アルの攻撃は、ボスを瀕死に追い込むものの、倒すには至らず。

  • 第五ラウンド

フィリッポスの攻撃はクリティカルするも、ボスの《エーギル》によって失敗に。ボスの攻撃をアルは回避するものの、《フレイ》による《エーギル》→《トール》(使わなくてもほぼ確実に死んでいただろうが)で死亡。

  • 第六ラウンド

フィリッポスのサンダーフィストがクリティカルで炸裂。加護を失ったボスはなすすべなく撃沈されたのでありました。まる。


二人殺しちゃった…
実は、このサークルでTRPGをしていて、プレイヤーを完璧にキルしてしまったのは始めてですね…。
この前N◎VAで始めて手持ちキャスト(の腹心)が死亡しましたが、どうも最近、死亡に縁があるようで…よくない縁だなぁ。


反省としては、やはり敵が強すぎたかな?
ボスのHPは125(防護点は光、闇、神以外2点ずつ)、クライマックス登場敵のHP合計200というのは、PC3人に対しては多すぎたのか。この辺の感覚がまだよくわからない。
集団統率で、エンゲージが1個に固まらざるを得なかったのも大きい。
それと、第一撃で《トール》を使っておかなかったのは良くなかったなぁ。こういうのはさっさと使用するべきだった。それに、《エーギル》をディフェンス的に使ったのも、あまり推奨される使い方ではないだろうし。(もちろん、途中で回避されそうになったら使うつもりだったのだが…命中9では、PCはなかなか避けられないものだ。基本的に当てるの前提の数値ではあるけど、1回くらいは避けると思っていたのになぁ…)
ハイオークが妙に強かったなぁ…6レベルモンスターだとここまで違うのか?ドールスポーンは5レベルなのだが…レベルってそれほどあてにはならないということだろうか。


PC側で気になったのは、範囲(選択)の攻撃ができなかったことか。《ネルガル》もなかったし。おかげでエンゲージしてきたオークとハイオークには範囲攻撃ができず、倒すのにえらく手間取っていた。そのせいで、《フォルセティ》の効率も落ちる結果に。範囲攻撃を取るように、とは言っておいたが、範囲(選択)攻撃を取れとは言わなかったからなぁ…これもこちらの落ち度なのだろうか?
あとは、敵の範囲攻撃をボカスカ喰らってしまっていたことか。もちろん、データを知らないPC側からすれば、ザコを一掃してから散開するほうが得に見えたのかもしれないが、ボスはいきなりの《フレイヤ》から範囲攻撃ができることは教えていたわけで。《エーギル》を持たない以上は、範囲攻撃をくらってしまうと、カバーリングしたとしても2個の加護を使用せざるをえなくなる(ボスのダメージは殴の20前後)。メジャーアクションを消費してでも離脱する価値はあったのではないか、ともマスターとしては思ってしまう(プレイヤーも離脱は検討していたが、そのうえで却下していた)。この辺を、マスターのバランスミスと見るかプレイヤーの判断ミス・経験不足と見るかが微妙なところだな…まぁ両方なのだろうけど。アルシャードは、こういう時の離脱がかなりの価値を持つような気がするのですが、経験者の意見が聞きたいところです。


戦闘中に思い切って加護を減らすなどすればまぁ死亡は避けられたのでしょうが…それがいいことかどうかはよくわからん。


まぁとにもかくにも、ギリギリのバランスで戦闘するには、まだまだ経験をつまなければならないなぁ・・・と反省。
《エーギル》って便利だなぁ。エージェントはやはり推奨に入れておいたほうがいいのかな。
今のままブライトナイトffやったら、一話で全滅しそうな気がしてきた(泣)大丈夫かなぁ…