信頼は無制限に与えうるものか?

今日はアニメでもゲームでもなく、まじめな話。それでも内輪話ではありますけど。
あまりにも内輪話な上に、感情の含まれた文なので、不快な表現が織り込まれていそうなので、折りたたみます。
それをご了承の上でお読みください。



人を信頼するってのは大切なことだと思います。
いい人間関係を築くには、信頼が必要だということもわかります。
「TRPGは信頼あってこそのゲーム」という趣旨の発言、その正しさもわかります。

でも、相手の人が、信頼を裏切るようなことをして、責任を逃れるような発言ばかりする、そういう人を信頼することがはたしてできるのか?ということ。

信頼して仕事を任されたからには、任された側にはその仕事を誠実にこなす責任が生じます。
こなせるならば、最大限の(少なくとも、期待を裏切らないだけの)努力をもってこなすこと。
もちろん、与えられた仕事がこなせないことだってあるでしょう。人間は万能ではない。それは当たり前のことです。時間だって金だって無限じゃぁないんだし。
でも、できないならば(もしくは、やりたくないのならば)、それはそれで、仕事を任された段階で、あるいは気付いた段階で可能な限りはやく、「はっきりと」無理だというべき。
あいまいにぼかして、「こうなったらどうなる?」「こうなったら責任持てない」とだけいうだけでは逃げているだけ。それは、周りが迷惑する、ということを考えること・・・それも相手を信頼するということの必須条件だと思うのです。

無理なら無理とはっきりいうことも、極めて大事なことだと思うのですが。
無理でないのなら、もちろんちゃんとやるべきだし。


こんなことを突然言い出したのは、今日のサークルでの集まりにおいてのこと。
詳しく書くのはさすがにアレなのでやりませんが。


携帯を携帯してくれ、という、ただそれだけの要求に対し、妙にぼやけた回答をする理由がわかりません。普通はできると思いますが、もしなんらかの理由で不可能ならば、不可能と「はっきり」いえばよいし、それですむことだと思うのですが。
今日のところは最終的に解決したようだからよかったものの、会長の疲労具合を鑑みて、相当な心労になっていることは考えるべき。あいまいな態度でぽやぽやごまかしていくことが、上に立つ人をどれだけ困らせるかくらいは考慮にいれるべきなのではないかと。
(解決したとはいっても、今回は年長の方の発言の力が大きかったと感じる。じゃぁ、会長や年下の発言にはそこまで説得力がなかったかというと、すくなくとも会長の発言にはかなりの説得力が感じられたと私には思えました。それなのにこういった結果になるのでは、年長の方がいなくなられた後が心配です)


信頼ってのは、決して無制限に与えられるものではないと思います。
信頼に応えようとする努力とか、そういうものを感じさせない発言があまりにも続いたからこそ、私は「別の人にやってもらったら」と発言したのです。
この発言自体は、非常によくないものだということもわかるのです。互いの信頼関係にヒビを入れすぎるから。でも、今、目の前にある問題に対処しなきゃいけないというときに、信頼できない人に重要なことを任せられない、という気持ちはでてくるでしょうに。お互いに今までが甘すぎたんじゃないですか?
相手の悪いところを指摘できない、あるいは指摘されてもなかなか改善しない、そして、ただなんとなく馴れ合う、そんなことをしていると、大事な局面で、結局互いを信頼しきれなくなる。今回は、まさにそれだと思うのですが。
少なくとも、会長は彼を信頼仕切れていないからこそあれだけ念を押す行動にでたのだと思います。まぁ、私の発言ほど辛辣ではなかったし、私のほうがより信頼してないということはありそうですが。


年下の私が言うのも生意気かもしれませんが、ああいう態度を取る人を信頼することは私にはできません。
遅れそうなら連絡する。遅れるなら連絡する。できないことはできないという。失敗したときは、他人のせいだけにせず、きちんと考え、きちんと謝る。どれも大切なことだと思うのですが。


偉そうにいってますが、私だって、上記に書いてあるような嫌な行動はきっとしているでしょう。実際、「してるよなぁ・・」と書いてて自覚する部分もあります。けど、そういうところを指摘しあうのもまた信頼、だと思うのですよね。


確かに「別の人に」という発言は言いすぎだったかもしれません。でも、その根幹にあったものが間違っているとは私は思いません。
信頼を勝ち得るというのは、そんなに適当にやっててできることではないと思うのです。


内輪話で大変申し訳ありません。外部の人にはちんぷんかんぷんでしょうし、内輪の人には不愉快な発言も多かったでしょう。
でも、言っておきたかったのです。少なくとも、信頼されるにはそれ相応のなにかが必要である、ということ。

長文・乱文失礼しました。